ごちそうさんの感想(110)あらすじ ヤミ米と希子の憂鬱 [あらすじ]
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2014年2月11日(火曜日)放送分
第19週「貧すればうどんする」(第110回)のあらすじと感想です。
<あらすじと感想>
現在『ごちそうさん』の世界は昭和18年(1943年)2月です。
一昨年の12月8日に真珠湾攻撃が実施され、太平洋戦争が始まって1年以上たっています。
食料は全て配給制になり、人々は不足する食料を農家に買いに行ったり、闇屋から購入するなどの不正をして調達するのが当たり前になっているようだ。
(ちなみに、何かの本で読んだ話。真面目な裁判官の一家が不正を一切はたらかず、闇の食料を買わないで生活した結果、栄養失調で死んでしまったという実話があるらしい・・・)
闇屋で買う米の値段は、公定価格の6倍に達しており、砂糖にいたっては20倍になっているようだ。
泰介は4月からの高校の授業料を気にして、学校には行かずに働こうかと提案するが、め以子は大丈夫だという。
逆にふ久は来年師範学校を卒業だが、あの性格なので卒業後働けるのかどうかが怪しい・・・
活男も中学を辞めて料理人の勉強をしたいと考えるが、現状では料理の勉強が出来る環境が無い。
東京のめ以子の実家『開明軒』も活男を受け入れる余裕がないらしい。
仕方がないので、活男は学校が終わると『うま介』の手伝いをしている。
しかし、『うま介』では品切れ状態が続いており、出しているのは唯一『日替り』のみだ。
その日替りの材料にも事欠く状況だ。
さて、今日はとうとう『日替り』も無理か・・・と思っている所に、タイミングよく室井がリンゴを一カゴ持って入ってきた。
どうやら室井は軍国歌謡を作った報酬としてリンゴを貰ってきたようだ。
馬介はそのリンゴを言い値で買うから、『日替り』の材料に使わせてくれと室井に頼む。
渋る室井に桜子はお盆の一撃を食らわせる。
「(私たちが)食べられなかった時にお世話になったお礼を、今こそ、しなくてはいけない。」
一方め以子は、相変わらず近所の子供たちにおやつを振る舞い続けている。
め以子のアダ名の『ごちそうさん』の名声は近隣に響き渡っている。
その噂は婦人会の副会長である『松島』さんの耳にも届き、め以子は今度、婦人会の座談会で雑誌にのることが決まる。
それを知った高山多江(婦人会の天満支部の現支部長)は、あまり面白くない。
なぜなら、高木多江は大阪支部長の席を狙っているからだ。
そんなおり、西門家に情報局の立ち入り検査が行なわれた。
誰かが密告したのだ。
高山多江が怪しいが証拠は無い。
情報局職員の取り調べに、最初誤魔化し続けため以子達西門家の面々であったが、情報局職員の「蔵の中を見せろ!」の一言で、ついにめ以子は諦める。
おそらく蔵の中を調べられると、ヤミ米どころか大量の野菜や食材を根こそぎ持っていかれると思ったのだろう。
(多分ね。)
(^_^;)
め以子は、階段下の格納庫を指さし、つい最近公定価格の6倍の値段で購入したヤミ米を情報局職員に差し出す。
ヤミ米は情報局職員たちの手に渡り、公定価格で買い取られていった・・・
め以子は落胆するどころかガゼン燃え上がり、仕事から帰ってきた悠太郎に詰め寄る。
「地下室作って!」
ヤミで調達した食料を安全に格納できる場所が欲しいのだろう。
食べ物の恨みは恐ろしい。
め以子の目は復讐の炎でメラメラと燃え上がっている。
はてさて、どうなりますやら・・・
(^_^;)
<つづく・・・>
【希子の憂鬱】
ラジオでは、『敗退』を『転進』という言葉でごまかし、戦局での日本の負けを誤魔化して報道し続けている。
ラジオや新聞が、嘘でカタメた報道で日本国民を騙し続けている事に、希子は気が付いている。
はたして自分のやっている仕事は世の為、人の為になっているのだろうか。
こんな仕事に私は加担していて良いのだろうか?
そんな葛藤の中、め以子の『美味しいもんを食べさせる!』という昔からブレない芯の入った態度を見て、憧れを禁じえない希子であった。
(^_^;)
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2014年2月11日(火曜日)放送分
第19週「貧すればうどんする」(第110回)のあらすじと感想です。
<あらすじと感想>
現在『ごちそうさん』の世界は昭和18年(1943年)2月です。
一昨年の12月8日に真珠湾攻撃が実施され、太平洋戦争が始まって1年以上たっています。
食料は全て配給制になり、人々は不足する食料を農家に買いに行ったり、闇屋から購入するなどの不正をして調達するのが当たり前になっているようだ。
(ちなみに、何かの本で読んだ話。真面目な裁判官の一家が不正を一切はたらかず、闇の食料を買わないで生活した結果、栄養失調で死んでしまったという実話があるらしい・・・)
闇屋で買う米の値段は、公定価格の6倍に達しており、砂糖にいたっては20倍になっているようだ。
泰介は4月からの高校の授業料を気にして、学校には行かずに働こうかと提案するが、め以子は大丈夫だという。
逆にふ久は来年師範学校を卒業だが、あの性格なので卒業後働けるのかどうかが怪しい・・・
活男も中学を辞めて料理人の勉強をしたいと考えるが、現状では料理の勉強が出来る環境が無い。
東京のめ以子の実家『開明軒』も活男を受け入れる余裕がないらしい。
仕方がないので、活男は学校が終わると『うま介』の手伝いをしている。
しかし、『うま介』では品切れ状態が続いており、出しているのは唯一『日替り』のみだ。
その日替りの材料にも事欠く状況だ。
さて、今日はとうとう『日替り』も無理か・・・と思っている所に、タイミングよく室井がリンゴを一カゴ持って入ってきた。
どうやら室井は軍国歌謡を作った報酬としてリンゴを貰ってきたようだ。
馬介はそのリンゴを言い値で買うから、『日替り』の材料に使わせてくれと室井に頼む。
渋る室井に桜子はお盆の一撃を食らわせる。
「(私たちが)食べられなかった時にお世話になったお礼を、今こそ、しなくてはいけない。」
一方め以子は、相変わらず近所の子供たちにおやつを振る舞い続けている。
め以子のアダ名の『ごちそうさん』の名声は近隣に響き渡っている。
その噂は婦人会の副会長である『松島』さんの耳にも届き、め以子は今度、婦人会の座談会で雑誌にのることが決まる。
それを知った高山多江(婦人会の天満支部の現支部長)は、あまり面白くない。
なぜなら、高木多江は大阪支部長の席を狙っているからだ。
そんなおり、西門家に情報局の立ち入り検査が行なわれた。
誰かが密告したのだ。
高山多江が怪しいが証拠は無い。
情報局職員の取り調べに、最初誤魔化し続けため以子達西門家の面々であったが、情報局職員の「蔵の中を見せろ!」の一言で、ついにめ以子は諦める。
おそらく蔵の中を調べられると、ヤミ米どころか大量の野菜や食材を根こそぎ持っていかれると思ったのだろう。
(多分ね。)
(^_^;)
め以子は、階段下の格納庫を指さし、つい最近公定価格の6倍の値段で購入したヤミ米を情報局職員に差し出す。
ヤミ米は情報局職員たちの手に渡り、公定価格で買い取られていった・・・
め以子は落胆するどころかガゼン燃え上がり、仕事から帰ってきた悠太郎に詰め寄る。
「地下室作って!」
ヤミで調達した食料を安全に格納できる場所が欲しいのだろう。
食べ物の恨みは恐ろしい。
め以子の目は復讐の炎でメラメラと燃え上がっている。
はてさて、どうなりますやら・・・
(^_^;)
<つづく・・・>
【希子の憂鬱】
ラジオでは、『敗退』を『転進』という言葉でごまかし、戦局での日本の負けを誤魔化して報道し続けている。
ラジオや新聞が、嘘でカタメた報道で日本国民を騙し続けている事に、希子は気が付いている。
はたして自分のやっている仕事は世の為、人の為になっているのだろうか。
こんな仕事に私は加担していて良いのだろうか?
そんな葛藤の中、め以子の『美味しいもんを食べさせる!』という昔からブレない芯の入った態度を見て、憧れを禁じえない希子であった。
(^_^;)
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