ごちそうさんの感想(108)あらすじ プラシーボ効果/亜貴子の勝利宣言/細かいツッコミ [感想]
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2014年2月8日(土曜日)放送分
第18週「乳の教え」(第108回)のあらすじと感想です。
<あらすじと感想>
源太は「食べモンが死体になる」という幻覚に襲われて、食べることが出来ない。
『食べる』という行為が、肉や魚や野菜の命を頂くという事なので、自分が戦場で人を殺した記憶につながっていくのだろう。
甲子園中止の決定を受けて以来、泰介は生きる気力が薄くなっている。
体が治っても、再び戦場に行って死ぬまで戦わされる源太の運命に、自分の虚無感を重ねあわせる。
泰介は栄養失調で寝ている源太に尋ねる。
「ヤケにならへんの?」
源太は、死にかけている癖にイカした答えを返す。
「ワシには夢があるんや。1000人のお姉ちゃんと付き合うんや。」
ニヤリと笑う死にかけの源太を見て、泰介は泣き笑いをしている。
泰介が虚無感から《解放》されたようだ。
^^;
亜貴子が診察に来た。
亜貴子もめ以子が相談に来てくれた事で《解放》されている。
子供の頃のように西門家に遊びに来ることができるようになっている。
(ただし、今日は診察。)
^^;
栄養失調の源太が危篤状態に陥いる。
亜貴子がテキパキと指示を出して対応する。
め以子が源太に声をかける。
「はよ、ジャム返せ! 弁当のお礼を言え!」
その声に襟首を掴まれて、源太は三途の川から引きずり戻される。
(^_^;)
一命を取りとめた源太に、め以子が話をする。
・私には食べモンの声が聴こえる時がある。
・鯛もイワシも小麦も生きモンや。
・私にとって生きることは殺すことや。
・でも牛乳は生きモンとは違う。
・牛乳を搾っても、乳牛は死なへんから。
そう言って、源太に牛乳を飲ませる。
源太騒動がおさまり、無気力から《解放》された泰介は《夢》を持つ。
泰介はいつか、甲子園に行くことを決めた。
どんな形になるかはわからないが、いつか絶対に甲子園に行ってみせる。
そう決意して悠太郎に宣言する。
泰介の顔は、モンモンとした表情から一転して、ハレバレとした表情に変わっている。
《夢》(目標)が泰介に生きる力を与えたのだ。
悠太郎は地下鉄の駅の写真をめ以子に見せる。
竹元教授の《夢》が形になったものだ。
梅田駅、淀屋橋駅、心斎橋駅、までは(イロイロあったが)ほぼ竹元教授の『夢』がかなった美しい駅に出来上がった。
天井は高くドーム型になっており、豪華なシャンデリアにタイルの色にもこだわっている。
しかしそれ以降の駅は天井が低く、殺風景な駅になってしまった・・・
戦争が続き「ぜいたくは敵だ!」のスローガンに竹元教授の《夢》が踏み潰されてしまったのだ。
悠太郎は言う。
「《夢》を叶えるのに一番大切なのは、才能や根性ではなく生き残る事です。」
<つづく・・・>
【プラシーボ効果】
プラシーボ効果とは、本来は効かない薬(偽薬)にもかかわらず、「これは効果絶大の薬だ!」と思い込んで飲めば、病気が治ってしまうことだ。
偉いお医者さんに処方されたら、単なる栄養剤でも病気が治ったりするのだ。
暗示の一種と言っても良いだろう。
め以子が源太に牛乳を飲ませる前に説明した事が、まさに暗示をかけるという行為だ。
逆に今回の牛乳の場合は、何の説明も受けずに飲まされても源太は吐いてしまうだろう。
何故なら、源太の病気そのものが暗示によるものだからだ。
昨日、お静が「お祓いをしてもらった方がエエんと違うか?」と言ってたが、まさにめ以子がやったのはお祓いなのだ。
戦争に行って人を殺したのは源太だけでは無い。
ほとんどの軍人は、人を殺しても栄養失調になるほどご飯が食べられなくなる事はない。
源太の性格、考え方が食べ物を受け付けなくしているのだ。
つまり、源太は無意識に自分で自分に暗示をかけているという事だ。
もしかすると、たまたま殺した相手の怨念が強くて呪いがかかったのかもしれない。
だが、どちらでも同じことだ。
呪いがかかってようが、暗示をかけていようが、め以子がやったように(プラシーボ効果で)それを解いてしまえば良いのだ。
たぶんね。
(-_-)zzz
【亜貴子の勝利宣言】
やはり亜貴子は再婚していた。
お相手の男性は・・・
・悠太郎より背が高い190cm
・悠太郎より学歴が高いベルリン大学卒
・お料理上手
・亜貴子にべた惚れ
・さらに年下でピッチピチ!
夫の写真をめ以子に見せつけて、鼻高々で帰る亜貴子でした。
(^_^;)
【細かいツッコミ】
め以子が、昏睡状態の源太を呼び戻す為に言ったセリフ
「弁当を食うても礼も言わん。源ちゃんは、そんな奴やなかった筈や!」
いやいや、子供の頃からジャムを返さんような奴やがな・・・
(^_^;)
め以子が「私にとって生きることは殺す事や」の後に言ったセリフ
「(殺すことを)ヤメることはできひんのや。こっちが死んでまう。」
いやいや、心情的にはわかるが、その論法はちょっとおかしいと思うぞ。
自分が幸せになるためには、相手が不幸になっても良いのか?
自分の子供を殺さないと、自分が生きられないという状況ならどうだ?
(^_^;)
来週のタイトル
『貧すればうどんする』
『貧すれば丼する』だったら良い。
『貧すればうどんすする』までやってくれたら許す。
だが、『貧すればうどんする』は・・・
中途半端すぎないか?
(^_^;)
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2014年2月8日(土曜日)放送分
第18週「乳の教え」(第108回)のあらすじと感想です。
<あらすじと感想>
源太は「食べモンが死体になる」という幻覚に襲われて、食べることが出来ない。
『食べる』という行為が、肉や魚や野菜の命を頂くという事なので、自分が戦場で人を殺した記憶につながっていくのだろう。
甲子園中止の決定を受けて以来、泰介は生きる気力が薄くなっている。
体が治っても、再び戦場に行って死ぬまで戦わされる源太の運命に、自分の虚無感を重ねあわせる。
泰介は栄養失調で寝ている源太に尋ねる。
「ヤケにならへんの?」
源太は、死にかけている癖にイカした答えを返す。
「ワシには夢があるんや。1000人のお姉ちゃんと付き合うんや。」
ニヤリと笑う死にかけの源太を見て、泰介は泣き笑いをしている。
泰介が虚無感から《解放》されたようだ。
^^;
亜貴子が診察に来た。
亜貴子もめ以子が相談に来てくれた事で《解放》されている。
子供の頃のように西門家に遊びに来ることができるようになっている。
(ただし、今日は診察。)
^^;
栄養失調の源太が危篤状態に陥いる。
亜貴子がテキパキと指示を出して対応する。
め以子が源太に声をかける。
「はよ、ジャム返せ! 弁当のお礼を言え!」
その声に襟首を掴まれて、源太は三途の川から引きずり戻される。
(^_^;)
一命を取りとめた源太に、め以子が話をする。
・私には食べモンの声が聴こえる時がある。
・鯛もイワシも小麦も生きモンや。
・私にとって生きることは殺すことや。
・でも牛乳は生きモンとは違う。
・牛乳を搾っても、乳牛は死なへんから。
そう言って、源太に牛乳を飲ませる。
源太騒動がおさまり、無気力から《解放》された泰介は《夢》を持つ。
泰介はいつか、甲子園に行くことを決めた。
どんな形になるかはわからないが、いつか絶対に甲子園に行ってみせる。
そう決意して悠太郎に宣言する。
泰介の顔は、モンモンとした表情から一転して、ハレバレとした表情に変わっている。
《夢》(目標)が泰介に生きる力を与えたのだ。
悠太郎は地下鉄の駅の写真をめ以子に見せる。
竹元教授の《夢》が形になったものだ。
梅田駅、淀屋橋駅、心斎橋駅、までは(イロイロあったが)ほぼ竹元教授の『夢』がかなった美しい駅に出来上がった。
天井は高くドーム型になっており、豪華なシャンデリアにタイルの色にもこだわっている。
しかしそれ以降の駅は天井が低く、殺風景な駅になってしまった・・・
戦争が続き「ぜいたくは敵だ!」のスローガンに竹元教授の《夢》が踏み潰されてしまったのだ。
悠太郎は言う。
「《夢》を叶えるのに一番大切なのは、才能や根性ではなく生き残る事です。」
<つづく・・・>
【プラシーボ効果】
プラシーボ効果とは、本来は効かない薬(偽薬)にもかかわらず、「これは効果絶大の薬だ!」と思い込んで飲めば、病気が治ってしまうことだ。
偉いお医者さんに処方されたら、単なる栄養剤でも病気が治ったりするのだ。
暗示の一種と言っても良いだろう。
め以子が源太に牛乳を飲ませる前に説明した事が、まさに暗示をかけるという行為だ。
逆に今回の牛乳の場合は、何の説明も受けずに飲まされても源太は吐いてしまうだろう。
何故なら、源太の病気そのものが暗示によるものだからだ。
昨日、お静が「お祓いをしてもらった方がエエんと違うか?」と言ってたが、まさにめ以子がやったのはお祓いなのだ。
戦争に行って人を殺したのは源太だけでは無い。
ほとんどの軍人は、人を殺しても栄養失調になるほどご飯が食べられなくなる事はない。
源太の性格、考え方が食べ物を受け付けなくしているのだ。
つまり、源太は無意識に自分で自分に暗示をかけているという事だ。
もしかすると、たまたま殺した相手の怨念が強くて呪いがかかったのかもしれない。
だが、どちらでも同じことだ。
呪いがかかってようが、暗示をかけていようが、め以子がやったように(プラシーボ効果で)それを解いてしまえば良いのだ。
たぶんね。
(-_-)zzz
【亜貴子の勝利宣言】
やはり亜貴子は再婚していた。
お相手の男性は・・・
・悠太郎より背が高い190cm
・悠太郎より学歴が高いベルリン大学卒
・お料理上手
・亜貴子にべた惚れ
・さらに年下でピッチピチ!
夫の写真をめ以子に見せつけて、鼻高々で帰る亜貴子でした。
(^_^;)
【細かいツッコミ】
め以子が、昏睡状態の源太を呼び戻す為に言ったセリフ
「弁当を食うても礼も言わん。源ちゃんは、そんな奴やなかった筈や!」
いやいや、子供の頃からジャムを返さんような奴やがな・・・
(^_^;)
め以子が「私にとって生きることは殺す事や」の後に言ったセリフ
「(殺すことを)ヤメることはできひんのや。こっちが死んでまう。」
いやいや、心情的にはわかるが、その論法はちょっとおかしいと思うぞ。
自分が幸せになるためには、相手が不幸になっても良いのか?
自分の子供を殺さないと、自分が生きられないという状況ならどうだ?
(^_^;)
来週のタイトル
『貧すればうどんする』
『貧すれば丼する』だったら良い。
『貧すればうどんすする』までやってくれたら許す。
だが、『貧すればうどんする』は・・・
中途半端すぎないか?
(^_^;)
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