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ごちそうさんの感想(109)あらすじ ゴンボウと鉄筋とシナモンスティック [あらすじ]

2014年2月10日(月曜日)放送分
第19週「貧すればうどんする」(第109回)のあらすじと感想です。

<あらすじと感想>

戦争の影響で地下鉄の駅舎建設の鉄筋が不足している。

悠太郎は現実と真剣に向き合い、人名を守ることを最優先に考え、泣く泣く『花園駅の駅舎』から中2階の階段を全撤廃する事を決断する。

足りない鉄筋で地下鉄駅舎を期限までに造るにはそれしかないのだ。

地下鉄の駅ができれば、将来、防空壕として人命救助に役立つ可能性もある。


竹元教授は、自分の設計した美しい駅舎がタダの洞穴にされてしまったと思い、堪忍袋の緒が切れる

そして、今後、地下鉄事業から自分の名前を消すように悠太郎に告げる。

悠太郎は、心酔していた竹元教授からの絶縁宣言により、落ち込む。

そして、その夜は泥酔して家に帰る。

め以子は、悠太郎を家まで連れて帰ってきてくれた大村と藤井から悠太郎の傷心の事情を聞く。


一方、源太はめ以子の牛乳作戦が功を奏し、ご飯が徐々に食べられるようになっている。


翌朝、悠太郎は職場に、源太は家に帰ろうと一緒に西門家を出発するが、二日酔いと栄養不足で家の門にすら到達できずにいき倒れ状態・・・

め以子は二人を布団に寝かしつけ、一人で竹元教授の所に出かける。

め以子は、竹元教授と悠太郎を仲直りさせようと『ニンニクの梅肉エキスあえ』を竹元教授に進呈しようという魂胆だ。

め以子は竹元教授に「仲直りには時間がかかるので、竹元教授に長生きしてもらおうと思って『ニンニクの梅肉エキスあえ』を持ってきました」と言う。

竹元教授は、自分が年寄り扱いされたと思い激怒め以子を追い帰すが、ちゃっかり『ニンニクの梅肉エキスあえ』だけは受け取る

め以子は、竹元教授のわけのわからぬリアクションに戸惑いながらも、家に帰る。

すると、二日酔いの悠太郎と源太がぬか漬けを肴に酒盛りをして盛り上がっている。

心配させるだけさせておいて、昼間っから脳天気に酔っ払っている二人を見て、め以子はブチ切れる。

「アホ!ボケ!カス!」
ヾ(*`Д´*)ノ"

め以子は、枕で悠太郎をビシバシ殴りつける。

源太はめ以子の剣幕に恐れをなし、家に逃げ帰る。
(;Д;ノ)ノ


一方、泰介と諸岡は、甲子園の予選が引き続き行なわれることとなる。

ふ久のスピリチュアルな祈りのカイもあって(?)、二人は準決勝に勝って帰ってくる。

久しぶりに諸岡を見て、ふ久も嬉しそうだ。

予定通り『カツ制度』最高ランクの牛カツが今夜のおかずだ。

牛カツの肉は源太が準備してくれたようだ。

だが、薄い肉だ。

それでもめ以子と活男が下味を付けて工夫して作り上げた『牛カツ』は絶品だ。

皆んなが舌鼓をうって食べる。

その夜、寝床で悠太郎はめ以子に話す。
「泰介は甲子園に行くことを決めたようだ。僕もいつか竹元教授とまた一緒に仕事ができるだろうか?」

め以子は竹元教授の常軌を逸した怒りっぶりを思い出し返答に困るが、こう答える。
「はよ、終わったらいいですね。この戦争・・・」

しかし、日本はこの年の暮れに太平洋戦争に突入するのだった・・・


<つづく・・・>


【め以子のアダ名】

一応、近所の人達からは『ごちそうさん』というアダ名をもらっているめ以子だが、今日は新たに3つのあだ名ができた。

源太作『ゴンボウ』
悠太郎作『鉄筋』
竹元教授作『シナモンスティック』


さすがは竹元教授、洒落てますねぇ〜。
(^^)


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ごちそうさんの感想(106)あらすじ 【源太の病状】【塩と水】【無駄こそ文化】 [あらすじ]

2014年2月6日(木曜日)放送分
第18週「乳の教え」(第106回)のあらすじと感想です。

<あらすじと感想>

【源太の病状】

どうやら、源太ご飯をずっと食べていないようだ?

肉屋に帰ってきた源太は、仕事で肉を切ろうとする。

ところが、切ることが出来ず、パニック状態におちいり、

「わし・・・あかん・・・」

と言って、白目をむいて気を失う


戦地でも同様な事があって、送り返されてきたのだろう。

血まみれで死んでいく仲間の姿を目の当たりにして、食事が喉を通らなくなったのかもしれない。


医者の見立てだと『1週間ほどしっかりと食べれば良い』とのこと。

しかし、おそらく、その食べる事が困難な状態にあるような気がする。

食べようとすると、戦場での悲惨な体験が脳裏に浮かび、その時の恐怖がフラッシュバックするのであろう。


そこでめ以子の登場だ。

なにかの、アイデア料理で源太を救ってくれるのだろう。
(たぶん)
(^^ゞ


倒れた源太は、西門家に運び込まれた。

おいしい食べ物を食べさせて養生させるには、その方が良いと判断されたのだろう。

め以子は、眠り続ける源太を起こそうとする。

源太が驚いたように跳ね起きた。



<つづく・・・>



【泰介】

泰介が感情を押し殺している。

諸岡は直情型で、甲子園が行けないことをめ以子達に詫て涙を流すほどの『熱い男』だ。

一方泰介は、甲子園に行けない事を悔しく思っているが、ごく「普通」に過ごしている。

無念さや悲しみや怒りや憤りを押し込めて我慢している。

はた目には窮屈な生き方のように見える・・・



【塩と水】

室井が落ち込んでいる。

室井の『塩と砂糖』検閲にひっかかって出版できなくなったらしい。

塩をなめて育ってきたような男が、砂糖のような女に恋をする』という話が、『贅沢を煽っている』との理由でダメになったようだ。

そんな男は『非国民』なのだそうだ・・・


塩と水』だったら通ったらしい・・・

あまりの理不尽さに激怒する桜子。


反戦を叫んでいるわけでもない単なる恋愛小説でさえ、出版できなくなるほどの状況らしい。


今の世の中からは想像もつかない。


でも、簡単にそんな世の中になってしまうんだろう。

面白いねぇ・・・




【無駄こそ文化】

悠太郎がめずらしく『うま介』にやってきた。

コーヒーの代用品のである『タンポポコーヒー』を飲んで、馬助に話しかける。

悠太郎は、鉄筋が手に入らず、竹筋(ちくきん)で代用するかどうかを悩んでいるのだ。

馬介は言う。
「僕は、どうでもええもんが好きなんや。」

コーヒーなんて飲まなくても死なないから、別にどうでもいい。

室井の小説も、読めなくても誰も人は死なないからどうでもいい。無駄といえば無駄だ。

竹元教授がこだわる美しい地下鉄の駅も、無駄といえば無駄だ。

でも、人は無駄な事にこだわって生きている。

室井が言う。
「無駄こそ文化なんだよ。」


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ごちそうさんの感想(105)あらすじ べに子への想いがつのる藤井・帰ってきた源太・甲子園中止・ふ久の青春 [あらすじ]

2014年2月5日(水曜日)放送分
第18週「乳の教え」(第105回)のあらすじと感想です。

あらすじと感想

【べに子への想いがつのる藤井】

藤井が「良い情報がある」と、悠太郎の元を訪れた。

しかし、本当の目的は『べに子』だ。

昼休み直前に現れた藤井は、悠太郎と一緒に弁当を食べる。

悠太郎が弁当箱を開けるやいなや、藤井の目が光った。

「べに子〜!」
と叫んで、箸を突き出す藤井

目的は、べに子の醸(かも)したキュウリの漬物だ。


危うし! べに子のキュウリ!

しかし、間一髪の差で、悠太郎が藤井の攻撃を防いだ。

弁当の蓋をしめたのだ。

藤井の放った箸は蓋で弾かれ、虚しく音を立てる。

カツン!

涙にくれる藤井・・・

心には北風が吹いている。

これでまた、心張り裂けたまま、嫁と姑のいがみ合う家に帰らねばならないのだ。


ガンバレ、藤井!

そのうち良いことあるさ!

く( ̄Д ̄)ノーー♪


藤井が持ってきたのは『鉄筋コンクリート』ならぬ『竹筋コンクリート』の論文のようだ。

鉄筋の調達に苦労する悠太郎に『鉄』ではなく『竹』を使ってみればどうだ? という事らしい。


そういう技術があることは、悠太郎も以前から知っていたようだ。

しかし、鉄の力を過信する悠太郎は、竹などハナから相手にしていない。

それでも、藤井は「今は格段に技術が向上している」と、資料を置いていった。


少し話がずれるが、木崎に言われて竹元教授も自分で鉄筋探しに動き出したらしい。



【帰ってきた源太】

源太が帰ってきた。

戦地で病気になって帰されたようだ。

あまりわからないが、め以子のセリフから考えると、設定ではガリガリに痩せているようだ。

「軍隊でろくなもんを食えんかったから病気になった。旨いもん食うてたら良うなるやろ。」

源太はそういうが、『タンポポコーヒー』も舐める程度しか飲めない様子だ。


もしかすると、かなり重い病気なのかもしれない・・・


ちなみに私は、『タンポポコーヒー』の色がコーヒー並に濃いので驚きました。
(^_^;)

味もコーヒーに近いのかな?




【甲子園中止】

泰介と諸岡が『白身魚杯』(3回戦)に勝って帰ってきた。

しかし、二人とも浮かない表情をしている。

どうやら戦争の為、全国大会(甲子園)が中止になったようだ。

甲子園にいけない事になったので、夕食を辞退しようとする諸岡を、め以子や活男達が引き止める。

一番落ち込んでいる諸岡だったが、夕食の席では明るく振る舞おうと泰介と約束する。

しかし、め以子が自分と泰介の分にだけタルタルソースをかけてくれているのを見て、その思いやりに感動し、を流してしまう。

諸岡
「甲子園に行けなくてすいませんでした・・・」

それを見て、め以子やお静をはじめ西門家の全員が諸岡を慰め、元気づける。

「あんたは何も悪うない!」
「ええ夢見させてもろた。」
「おばちゃんの分も食べ!」
「いっぱいおかわりしてや!」




涙の中にも、皆んなの優しさを感じる良いシーンでした〜。
(TOT)




【ふ久の青春】

準決勝に向けてキャッチボール練習をする諸岡泰介

いつものようにふ久が隣で見ている。

練習を終えて家に戻ろうとする二人の前に、ふ久が進み出て言う。

「あの、諸岡君。これからも、遠慮せんと来てな。二人の青春は、ウチの青春やから・・・」


いや〜。

なんちゅうか、良いねぇ〜。

直球というか、なんというか・・・


いつも脳ミソ先行型のふ久が、体が先に動いたような? そんな印象を受けました。
(^_^;)


<つづく・・・>



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ごちそうさんの感想(104)あらすじ 【牛カツ争奪戦】露営の歌「言い訳=クソ」 [あらすじ]

2014年2月4日(火曜日)放送分
第18週「乳の教え」(第104回)のあらすじと感想です。

<あらすじと感想>


【牛カツ争奪戦】

め以子は、『甲子園に行ける魔法の料理』を考え続けている。

男が”勝つ”にひっかけて『カツ』を提案するが、それではダメだという。

何故なら相手チームの母親たちもカツを作るだろうから、それでは同点になるだけで勝てないという。


泰介が持つ弁当は日増しにデッカクなる。

もはや、お弁当という範疇なのかどうかも怪しい。

重箱の最下層にはカレーまで詰め込まれている。

西門家料理配給センター』と言うべきかもしれない。
(^_^;)


め以子が、最終的に思い付いたアイデアは『段階式カツ制度』だ。

牛カツ争奪戦』と言ってもいいだろう。

トーナメントを勝ち進む毎に、グレードアップした食事が食べられるというものだ。

1回戦に勝てば、野菜とイワシのコロッケ。
2回戦に勝てば、イカのフライ。
3回戦に勝てば、白身魚のフライ。
準決勝に勝てば、牛カツ



「うお〜!!」
「牛カツ〜!!」


断然盛り上がる泰介と諸岡。

牛カツを目指して、メラメラと闘志を燃やしている。


さらに、悠太郎も戦時統制でままならない仕事のうっぷんを晴らそうと、泰介の甲子園出場に夢を託して燃え上がる



そして、開戦当日。


悠太郎はじめ、西門家の家族全員が1回戦に挑む泰介を玄関先で送り出す。


軍歌「露営の歌」(ろえいのうた)の替え歌を全員で歌い始める始末・・・


勝ってくるぞと 勇ましく〜
誓って故郷(くに)を 出たからは〜
手柄立てずに 死なりょうか〜
打撃の音を 聞くたびに
瞼(まぶた)に浮かぶ カツの波〜




ちなみに、本当の歌詞は、

勝ってくるぞと 勇ましく〜
誓って故郷(くに)を 出たからは〜
手柄立てずに 死なりょうか〜
進軍ラッパ 聞くたびに
瞼(まぶた)に浮かぶ の波〜


です。
(^_^;)



泰介と諸岡の天満南中学校は、1回戦、2回戦を順調に勝ち進む。

野菜とイワシのコロッケ』、『イカリングのフライ』に舌鼓を打つ二人。

そして、明日は3回戦だ。

はたして、二人は『白身魚のフライ』を食べることはできるのだろうか?!



<つづく・・・>




【ミット】

昨日、「雑巾みたいなミットだな〜」と思って見ていたのだが、戦争の影響で、まともなミットが手に入らなくなっているようでした。

悠太郎が徹夜で繕ってやったり、川久保が大学時代の友人からグローブをもらってきたりと、家族一丸となって甲子園を目指している。



【今日の竹元教授の名言】

ヽ(#`Д´)ノ
「私の辞書では『言い訳』と書いて『クソ』と読む!」

ヽ(∴`┗Д┛´)ノ彡
「両方やれ! このウドの大木が!」

(ノ`◇´)ノ~┻━┻
「底抜け浪花節野郎が!」




【甲子園】

川久保がつぶやいた言葉が気になったので調べてみました。
「今年で最後かもな、甲子園・・・」


(以下は、ネタバレになるかもしれないので読まなくてもいいです。)



現在、『ごちそうさん』の世界は、1941年(昭和16年)年の夏です。

『全国高等学校野球選手権大会』は1915年が第1回大会となります。

この頃は、甲子園ではなく、大阪の『豊中球場』という場所で行われています。

その後、1917年の第3回大会では、会場が『鳴尾球場』に変更されました。

1918年の第4回大会は、米騒動の影響で出場校は出揃ったものの中止となります。

1924年の第10回大会から、会場が甲子園球場になりました。

そして、問題の1941年(第27回大会)ですが、なな、なんと!!

太平洋戦争の影響で地区予選の途中で中止となってしまいました。

その後『全国高等学校野球選手権大会』が再開されるのは、1946年です。

その時は甲子園球場ではなく『阪急西宮球場』で大会が再開されます。


え〜!

5年後!

泰介が可哀想〜!
(TOT)

まあ、戦争中やから野球どころの騒ぎじゃないんだろうが・・・


・・・待てよ。

フィクションなんだから、史実通りに事を進める必要は無いよな・・・

明日、日本が勝って戦争が終わってもかまわないわけだ。

なにせ『物語』なのだから。


でも、そんなストーリーにしたら、怒り出す人が続出するかもね。
(^_^;)


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ごちそうさんの感想(103)あらすじ カレー薬物混入疑惑 [あらすじ]

2014年2月3日(月曜日)放送分
第18週「乳の教え」(第103回)のあらすじと感想です。

<あらすじと感想>

先週より1年ほど時が進みました。

1941年(昭和16年)年の夏です。

砂糖、米に続いて、木炭、酒も配給制になったようです。

市場は品薄で、八百屋にはタマネギしか置いていなかったりするといった状況だ。


『ごちそうさん』の称号を得ため以子は、近所の子供たちから絶大な支持を受け、毎日その崇拝者達におやつを作って振舞っている。

しかし、お静ぬか床(トラ)の目には、め以子は『体の良いカモにされている』ように見えている。
(^_^;)



【泰介と諸岡】

泰介は天満南中学校で、野球部に入っている。

甲子園を目指している泰介は、最近先輩の諸岡弘士(もろおかひろし)を家に連れてきている。

諸岡はピッチャーで、泰介はキャッチャーだ。

グローブは、現代の野球のグローブとは形が少し違って、雑巾のように見える。

諸岡は豪速球投手のようで、泰介の左手はその影響で真っ赤になっている。

少し痛むようだが、泰介は諸岡に心配掛けないように平気な顔でやり過ごしている。

諸岡は家が貧乏なのか、毎日晩御飯を食べに来ているようだ。


め以子は、川久保の言葉で、泰介達の天満南中学校野球部が甲子園に出場できるぐらいのいいところに来ていることを知る。

断然やる気を出しため以子は、宣言する。
「行かせてみせますから! 私のご飯で、甲子園!」

翌日から、泰介の弁当は膨れ上がる。

重箱に積み重なるお弁当に、ニンニクの梅肉エキスの瓶詰め、柚子の皮の砂糖漬け・・・

め以子は、泰介と諸岡はおろか、野球部全員に食べさせるつもりだ。



【ふ久】

あまり人間に興味がなさそうだったふ久が、諸岡に興味を持っている。

事ある事に、諸岡を見つめている。

遠くで話す諸岡と泰介を見て、アテレコを入れて遊んだりしている。
(^_^;)

ふ久なりの恋心かとも思うが、ちょっとズレた感じが・・・



【活男】

活男はめ以子の良き助手としてめ以子の料理をサポートしている。

まだ学生だが、すでに料理人としての道を歩き始めているようだ。



【室井】

室井の新作『塩と砂糖』が出版されることに決まった。

今まで室井は児童小説ばかり書いてきたが、今回、初めての大人の読む小説だそうだ。

どう考えても、め以子がヒロインの小説だと思うが、内容はまだ不明だ。



【カレー薬物混入疑惑】

め以子が肉屋に行くと、普通の肉は来週まで入荷されないとの事。

肉屋の大将のマツオは、「オットセイの肉」や「タツノオトシゴ」なら手に入るという。

女将のトミも「精がつく」と言ってすすめる。

め以子は興味津々だが、「オットセイ」も「タツノオトシゴ」も食べ物としては一般受けしないことはわかっている。


そして、その夜、西門家の食卓にはカレーが。

しかし、いつものカレーとは違い、全ての具材がみじん切りされており、何が入っているのかがわからない。

悠太郎はじめ、家族のみんなは、め以子の言う「吸収にエエ」という言葉で納得し、具材に何が入っているかについては疑問を持たない。

ところが、カレーを食べた人達が次々と『体がポカポカしてきた』『体がポッポ、ポッポする』等の症状を訴え出す。

諸岡と泰介は、その影響で家の前でピッチング練習までやり始めだした。

ふ久はその横でアテレコを始める。
(^_^;)


いったいカレーに何が混入されたのだろうか?


カレーの影響で体がポッポし、いつもより大量の水を飲む希子をみて、
「啓司さん、早よ帰ってきたらエエのになぁ。」
と、お静が意味深な表情を浮かべている。
(^_^;)



<つづく・・・>

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ごちそうさんの感想(101)あらすじ 「お肉神輿のお通りだ〜!」 [あらすじ]

2014年01月31日(金曜日)放送分
第17週「贅沢はステーキだ」(第101回)のあらすじと感想です。

<あらすじと感想>

「このパンは、あきまへん!!」

作ってもマズい事が明確である『興亜建国パン』のレシピを見て、文句を言いに行っため以子だったが、
兵隊さんも我慢してはる。贅沢は敵や!
との説得に反論できず、しぶしぶ引き下がるハメになる。

め以子は心を殺して『興亜建国パン』を作り上げ、小学校に納品した。

しかし、その日の午後、小学校から『興亜建国パン』が返却されてきた。

教師たちが味見をした結果、あまりのマズさに子供たちが捨てることが明白になったからだ。

食べ物を粗末にしてはいけない』と教育している学校で、食べずに捨てられることがわかっている『興亜建国パン』などを配るわけにはいかないというのだ。


返されたパンをお静が一口食べて、思わず吐き捨てる。

「家畜のエサや!」


憤懣やるかたないめ以子は『興亜建国パン』を捨てる事を決意する。


ところがその時、め以子の超能力が発動する。


煮干しさんの声が聞こえてきたのだ。
「普通に作ってくれたらおいしい食べもんになれたのに・・・」

お豆さん昆布さんの声も聞こえてきたのだ。
「何考えてんのや! アホんだら!」


恐怖に怯えるめ以子。
「怒ってはる・・・」


め以子の様子をみて、お静や子供たちが心配する。

しかし、食材たちの声はめ以子にしか聞こえない。

め以子は『興亜建国パン』を捨てることができなくなり、食べ尽くすことにする。

狂ったように『興亜建国パン』を貪り食うめ以子を心配して、ふ久も一緒に食べるのを手伝おうとする。


しかし、め以子はふ久の手から『興亜建国パン』を叩き落とす

「あんたは食べたらあかん!」

ふ久は、め以子の気迫に為す術もない。

め以子は、黙々と鬼畜のように『家畜のエサ』を食べ続ける苦行を続ける。

心配して見守るお静と子供たち。


食材たちの怨念をすっかり腹中におさめため以子は、すでに『食材の怨念のカタマリ』だ。


取り憑かれたように髪を振り乱し、フラフラした足取りで市場に向かうめ以子。

すれ違う人たちが恐怖の面持ちで眺める。


肉屋についため以子は、目を光らせ、巨大な肉のカタマリを指差す。

源太の出兵によって悲しみの淵に沈んでいた肉屋の女将(トミ)も、め以子の異常な様子に驚き、黄昏(たそがれ)モードから緊急事態モードにスイッチが切り替わる。

30kgはあろうとかと思われる肉のカタマリを、肉屋の大将のマツオに手伝ってもらって、め以子は家まで運び入れる。

まるで祭りのお神輿を担ぐようにお肉様を担いで歩く二人を、すれ違う人々が見て騒ぐ。
「なんや、なんや!? 贅沢やなぁ!!」


ワッショイワッショイという掛け声と共に、お肉神輿に乗った食材の神様が、西門家の食卓に運び込まれた。
(私の心象風景)


家族皆が驚く中、まな板に乗せられたお肉様に、め以子が包丁を入れる。

固唾を呑んで見守る家族達・・・


<つづく・・・>



【悠太郎】

悠太郎は、強欲な建築会社の社長(オール巨人)に言われるまま『闇価格』で資材を購入しようと決意した。

何やらヤバイ雲行きになりつつあるが、どうなる事やら・・・?


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ごちそうさん 感想 98 あらすじ 逃げた源太?・ふ久と竹元・べに子が忘れられない藤井 [あらすじ]

2014年01月28日(火曜日)放送分
第17週「贅沢はステーキだ」(第98回)のあらすじと感想です。

<あらすじと感想>

【逃げた源太?】

赤紙(召集令状)を受け取った源太は、出征を1週間先にひかえ『女のところへ行く』と出かけたまま帰ってこない。

肉屋の大将のマツオや魚屋の銀次は「出兵逃れ」で逃げたのでは無いかと焦って源太を探している。

それを知っため以子と室井も源太探しに奔走する。

皆んなが心配する中、室井だけは心配するどころかワクワクしている。
(^_^;)



【ふ久と竹元】

行方不明の源太を探していため以子は、偶然、女学校にいるはずのふ久が制服ではなく洋服をきて店から出てきた所に出くわす。

驚くめ以子。

続いて店からは、竹元教授あらわれた。

め以子、室井、竹元教授、ふ久の4人は『うま介』で話をする。

服は竹元教授がふ久に買い与えたらしい。


ふ久は物理の勉強に夢中で天才の片鱗が見え隠れしている。

しかし、集団行動の才能は皆無だ。

その為、教師から見るとかなりの問題児だ。

担任の女教師は言う事を聞かないふ久に、事ある毎に怒りをあらわにし、体罰まで加えている。

そんな事が続いたふ久は、ある日、女学校を飛び出してしまう。

町をさまよっていたふ久の前に、竹元教授が偶然あらわれたらしい。

ふ久から事情を聞いた竹元教授は、
・地下鉄工事で煮え湯を飲まされている自分と、学校で教師に虐げられているふ久
・一般人に理解されない自分の美学と、教師に理解されないふ久の物理の才能
そして、同じ変人同士という事で、ふ久に肩入れをする。

学校に行かないでも勉強できる場所を提供し、さらに大学の教授を紹介してやってもいいと言う。

ふ久を普通に育てようとするめ以子を一喝し、ふ久の事をもっと考えてやれとアドバイスするが、料理以外では普通の大阪のオバハンであるめ以子の心には届いていない。



いや〜、今日もムロツヨシが頑張ってました。

「『だけ』でいいんだ! 天才とはそういうものだ!」
「料理以外はとんだボンクラだな! お前は!」

いいねぇ〜。


ガンバレ 竹元教授!
ガンバレ ムロツヨシ!
ヾ(`・д・´◎)ノ゙




【べに子が忘れられない藤井】

藤井課長が久しぶりに出てきました。

べに子に恋しているようですね。

嫁と姑の間で苦労がたえないんでしょうね〜。
(^_^;)




そうそう、行方不明の源太は、ひょっこり帰って来ました。

昔の彼女巡りであちこち旅をしていただけのようでした。


<つづく・・・>



そうそう、コーヒーの代用品として、創意工夫中のタンポポコーヒーは、まだまだ改良の余地があるようです。

室井が飲んだトタンに吐き出してました。
(^_^;)


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ごちそうさん 感想 97 あらすじ 日中戦争・タンポポ・コーヒー・源太に赤紙 [あらすじ]

2014年01月27日(月曜日)放送分
第17週「贅沢はステーキだ」(第97回)のあらすじと感想です。

<あらすじと感想>

時は流れて昭和15年(1940)5月。

日中戦争が始まっている。
(ちなみに真珠湾攻撃は昭和16年(1941)12月8日)

悠太郎は課長になっている。

ふ久は高等女学校に入り物理に夢中だ。

泰介は中学校に進学して野球部に所属。

活男は相変わらず食いしん坊だ。
(^_^;)


室井幸斎の書いた『おでん皇国戦記(上)』『おでん皇国戦記(下)』が売れているらしい。

ただし、桜子はこの本が嫌いなようだ。

1ページ毎に『お国のため』というフレーズが出てきてウンザリするらしい。
(^_^;)


『うま介』の本棚には他にも『ちくわに恋するちくわぶ』なるタイトルの本が置いてある。

こちらはもしかすると、め以子と悠太郎の祝言を題材にして作られた作品かもしれない。
(^_^;)





町から若者が出兵していく。

め以子たち町の人々は、『万歳三唱』をして兵隊を送り出していく。




金属は軍備に回され、お寺の鐘までが兵器を作るために没収されていく。
(もしかすると、お寺が自主的に献上しているのかな?)

悠太郎は地下鉄工事の為の鉄筋が入手できずに困っている。



世の中は『贅沢は敵だ!』とばかりの風潮で、お米も節約している。

節米料理』なる発想で、食事を切り詰めている様子だ。

め以子は『節米料理』の為に料理のアイデアをひねり出して前向きにやっている。

だが、お静は我慢だらけの毎日にストレスが溜まっているようだ。



コーヒーコーヒーシロップも手に入らなくなってきているようだ。


『うま介』では、コーヒーの味が日に日に薄くなっている。

馬介は、コーヒーに変わる別の飲み物がないか、め以子に相談する。


め以子が自宅でコーヒーの代用品を考えていると、ふ久が学校から帰ってきた。

め以子がふ久にダメ元で聞いてみると、
「タンポポがええらしいで。」
と、以外にも返事がかえってきた。

ドイツではタンポポをコーヒーのようにして飲んでいるらしい。

その事をふ久は友達から聞いたらしいが、何やら怪しい

ふ久は2階の部屋に入り、制服のまま大の字に寝転がり円周率を暗証している。

「3.141592653589・・・」

ふ久もストレスが溜まっているようだ。



そんなおり、とうとう源太に赤紙(臨時召集令状)が届いた・・・



<つづく・・・>


め以子はおそらく35歳です。

なんか、め以子が大阪のオバハンになっちゃってるねぇ・・・
(^_^;)


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ごちそうさん 感想 96 あらすじ 正蔵の大往生 [あらすじ]

2014年01月25日(土曜日)放送分
第16週「汁(つい)の棲み家(すみか)」(第96回)のあらすじと感想です。

<あらすじと感想>

竹元教授の提案というか『命令』というか『粋なはからい』で、悠太郎は正蔵を建築中の地下鉄に案内する。

正蔵は車椅子で現場まで行くが、自力で杖をつきながら地下鉄の階段を下る。

(正蔵はこんなに弱ってたのか・・・)

立派になった悠太郎に連れられて、正蔵は幸せそうな表情だ。


しかし、心配症の悠太郎は、正蔵が辞めてきた銅山と、地下鉄のイメージをダブらせて心配している。

崩落や地盤沈下が起これば、多くの人の命が奪われることになるからだ。

正蔵は、そんな悠太郎を元気づける。

正蔵は、
「技術でしか救えないものがある。技術の裏に人の『良心』が張り付いていればそれでいい。」
といった内容の事を悠太郎に伝える。



家に帰った正蔵は、見てきたことを楽しそうに家族に伝える。

活男達がうらやましがっている。

正蔵は、め以子が作ってくれたおいしいお汁(つい)を飲み、地下鉄に行く前よりも元気になっている。

お汁には、源太が持ってきてくれた朝鮮人参(?)が入っている。


寝る間際に、正蔵はお静に言う。

「こんなに幸せでエエんやろか?」

そして、明日の朝ごはんを楽しみにしながら眠りにつく。



しかし、正蔵はそのまま目を覚ますことは無かった・・・


お静は、
「大往生や。これ以上ない大往生や。」
と言い、家族一人一人に感謝の気持ちを伝える。


一方、和枝も嫁ぎ先で、庭の柿の葉の最後の一枚が落ちるのを見て正蔵の死を悟る。



葬式が終わり、悠太郎はめ以子に感謝の言葉をかける。

「明日のご飯を考えながら逝ったなんて最高ですよ。僕の時もそうしてくださいね。」

しかし、め以子は言う。

「嫌です。私よりも長生きしてくださいね。」
(^^)




<つづく・・・>


来週は、『贅沢はステーキだ』だそうです。

予告で、竹元教授とふ久が結婚しそうな場面があったが、まさか?

・・・気になる。
(^^)



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ごちそうさん 感想 87 あらすじ め以子がついに地獄の住人に [あらすじ]

2014年01月15日(水曜日)放送分
第15週「今日でおわカレー」(第87回)のあらすじと感想です。

<あらすじと感想>

昨日ぬか床トラが予言していた『とんでもない事件』とは、他人が引き起こす事件ではなく、め以子自らが起こす事件のようでした。

西門和枝(キムラ緑子)、谷川ふみ(星野真里)という難敵を撃退しため以子でしたが、とうとう自らが悪役を演じることになってしまったようです。


悠太郎と亜貴子との関係を邪推するあまり、嫉妬地獄に落ち込むめ以子。

不機嫌なオーラを発し続けるめ以子の周りには、その不機嫌オーラに同調する不機嫌な事件が次々と起きます。

1週間たっても、め以子の不機嫌はおさまらず、悪化の道をたどるばかり・・・

桜子や『うま介』メンバーの声もめ以子の心には届かない。

正蔵のフォローも虚しく、トドメには悠太郎の寝言
「ごめん、アキ。ごめんな・・・」


翌朝、悠太郎の好物を一揃い作っため以子は、能面のような微笑みを顔に貼り付けて、悠太郎に最後通牒を叩きつける。

「出て行ってくれますか。」



・・・

いや〜。

怖いねぇ〜。

め以子さん、般若化してますよ。

和枝の呪いが今になって効いてきた感じだな。




和枝という対極の存在により、一時は仏になっため以子だったが、和枝が去り、谷川ふみも難なくクリアした後、波が引くように人間に戻った。

更に、波はとどまること無く引き続け、とうとうめ以子の魂は地獄の底にまで到達した。

後は自然に身を任せれば、波は返す。

帰ってきた波(め以子)はもう、地獄を経験している。

今度は、自分をコントロールして、地獄に戻らないようにする能力が身についている。

そういった事を繰り返し、人は成長していく。


しかし、を張り続ければ、波は別の方向へ返していく。

地獄めぐりの始まりだ。

嫉妬、恨み、疑心暗鬼、恐怖、怒り、血の池・針山・釜茹で地獄の堂々巡りだ。

そこには和枝が待っている。

まあ、和枝と仲良く(仲悪く)手に手を取って(足と足を引っ張って)生きる(死ぬ)のも、人生だ。
(^_^;)




<蛇足>

いや、でも、め以子に貫禄が出てきたな〜。

妊娠中から気になっていたが・・・

出て行く」から「出て行ってくれますか」に変わってるもんなぁ・・・

女性は子供を産むと変わるんだろうねぇ。

・・・すごいねぇ。

・・・怖いねぇ。
(^_^;)



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